プロジェクトの目的・意義等

研究プロジェクトの目的・意義等

情報技術(IT)、特にインターネットによる社会活動のボーダーレス化が急速に進展し、教育・研究環境にも大きな変革がもたらされようとしている。

インターネットを、国境を越えた地球規模の教育・共同研究支援に有効に活用するためには、ITを駆使したシステムデザインと実践が不可欠である。

本プロジェクトは、最新のインターネット技術を活用し、ボーダーレスな教育・研究環境をデザイン・構築するとともに、 その上で国際的組織による特色ある教育プログラムの実践及び種々の研究プロジェクトを推進することを目的としている。

インターネットの急速な広帯域化によって上記実践を行うためのハードウェア的インフラは整いつつある。しかしながら、わが国において、特に海外の高等教育機関、研究機関と連携して継続的に遠隔教育・研究プログラムを実施している例は少ない。本プロジェクトではシステム開発と並行して、本学が総合大学であることの利点を生かし、種々の分野においてグローバルな広がりを持つ教育・研究プロジェクトを具体的に実施してゆくことを特色としている。本プロジェクトによって実現するボ−ダレス教育・研究システムと多くの実践経験によって容易に地理的な制約を越えた国際教育・研究プログラムを実施することが可能となり、その社会的意義は大きいと考える。

計画の概要

海外拠点として米国カリフォルニア州に設置した法政大学アメリカ研究所と連携し、インターネット上で国際的な遠隔教育・遠隔研究コラボレーションを如何に有効に実施することが出来るかを総合的に研究し、システム構築を進める。このようなグローバルな拡がりを持つシステム開発には実践を通じたフィードバックが不可欠である。システム開発と実践に同等の重きを置き,互いに補いながら本プロジェクトを遂行する。すなわち海外拠点を活用した遠隔講義・国際会議のインターネット配信等の絶えざる実践によりシステム評価を行うとともにシステム開発のニーズを捉え、新たな開発を行うことによりプロジェクトの継続的な発展を図る。

遠隔教育・研究の実践分野としては本学が総合大学である利点を生かし広範な分野での展開を図る。具体的な教育・研究プログラムとして、米国の高等教育機関と連携したMBAプログラムの実施、学部学生を対象とした福祉工学分野、キャリアデザイン分野の講義配信、社会分野の遠隔クラス交換、国際遠隔セミナーの実施、国際学会における遠隔セッション・ストリーミング配信の実施、中高等教育における英語コミュニケーション能力開発・情報教育に関するプログラム等を順次実施する。これらの実践を技術的にささえるシステムとしてインターネットによる地球規模の多地点ビデオ会議システム、グローバルなビデオストリーミング配信を可能とする分散型サーバネットワークの構築、Webベース教育支援・コラボレーションシステムの開発、等を行う。

本プロジェクト及び上記個々のプロジェクトは本学教員と海外の研究者により実施されるが、大学院学生、海外の若手研究者をプロジェクト研究員(PD、RA)として参加させ、国際的な視野を持った研究者養成を図る。また、研究成果を広く公開する目的で分散マルチメディアシステム、ロボット工学、計算力学、生体工学等、種々の学術分野の国際会議を開催、インターネット上のサテライト会場を提供するなど、本研究で開発するシステムにより支援する。

  1. Managerial Accounting
    2007.04.21/06.02
  2. Financial Decisions
    2007.06.09/07.28
  3. Organization and Management
    2007.08.04/09.22