2004年度事業報告

2004年度から清原孟経済学部教授が八名和夫工学部教授に代わって所長に就任した。任期は、2004年4月1日縲鰀2006年3月31日までの2年間である。本年度のプロジェクト実施にあたっては、2003年度の9プロジェクトを6プロジェクトに減じ、各プロジェクトディレクターが統括する体制をとり、プロジェクトを実施した。あわせて、遠隔講義配信の回数増に伴い、新たな遠隔講義室設置の必要が生じたため、研究所事務所賃貸借契約(5年間)の更新時に 518号室を賃借し、ハイビジョン対応遠隔講義システム等の導入を行った。以下、本年度の事業概要である。

1. 理事会構成

理事長 清成忠男 (法政大学総長)
所長 清原孟 (経済学部教授)
副所長 小林尚登 (工学部教授)
理事 白井五郎 (法政大学常務理事)
松本孝利 (アカデミーキャピタルインベストメント株式会社代表取締役社長)
Bernard Roth (スタンフォード大学教授)
W. Earl Hall (Hall & Associates Inc. President / CEO)
Peter C.C. Wang (元 U.S.Naval Postgraduate School 教授)
財務役 奥竹一平
秘書役 小宮善太郎

2. 理事会の開催

第8回理事会 11月12日 (金曜日) 17:00縲鰀17:50【米国時間】11月13日 (土曜日) 10:00縲鰀10:50【日本時間】
議題
  1. 2003年度会計監査報告について
  2. 2004年度プロジェクトの進捗状況について
  3. その他

3. スタッフ

所長 清原孟 (経済学部教授)
副所長 小林 尚登 (工学部教授)
研究員 Ivan Ho
Billy Pham
事務 戸田京子
西村 直子 (2004年12月30日退職 : 死亡による)
プレMBA担当 遠藤 美砂子 (2005年3月31日退職 : 契約満了による)

4. 施設・設備の拡充

  • 既存の504号室の契約更新に伴い、新たに518号室を遠隔講義室・セミナー室として賃貸借契約を行った。
  • 518号室に以下の設備を導入した。
    • H.323遠隔講義システム一式
    • ハイビジョン伝送システム一式
    • 机・椅子等の什器類・ノートPC25台
    • ネットワーク回線の増強 (NTT VELIO :T-3)

5. 事務業務の改善

  • 2003年度の会計監査指摘事項に対処するため、就業規則の作成に着手した。
  • 会計処理ソフト「Quick Book」を導入し、会計業務の効率化をはかった。
  • パテル会計事務所による「会計監査の実施」

6. プロジェクト関係

プロジェクト1 : IT研究分野の研究
プロジェクトディレクター : 岩月正見 工学部助教授

マルチメディアシステム、画像処理工学、ロボット工学、通信・ネットワーク工学、生態工学分野の学術的研究を行い論文発表・学会講演などの実施。各国の研究機関との国際的連携による共同研究を進めた。


国際共同研究プロジェクト
  1. Sakai Projectのメンバーとなり(3月18日)、LMSの開発(特に、日本語化対応)に着手した。
  2. 国際共同研究プロジェクト : コーネル大学とのGlowpacプロジェクトに参加し、法政大学能楽研究所、IT研究センターと協力し、特に、能学関係のデジタルコンテンツ資料作成などを試行した

学会・論文発表
  1. Effort to advance e-Learning technology at Hosei University (日本e-learning学会誌,vol.6,2004年6月)
  2. Automatic Digital Content Generation System for Real-Time Distance Lectures (International Journal of Distance Learning Technology in Progress)
  3. "A Distributed Multimedia Streaming Network System." (Billy Pham)
プロジェクト2 : ディスタンスラーニングプログラム
プロジェクトディレクター : 八名和夫 工学部教授

インターネットを用いた遠隔講義の実施・支援のための各種システムの技術開発を行うとともに、国際的な遠隔教育プログラムを企画・推進・実施した。

  1. UC Davis とのE-Classの実施:10月6日縲鰀12月8日
  2. 国際遠隔講座:福祉工学の授業配信:4月11日縲鰀7月18日
  3. キャリアモデルケーススタディーの授業配信:9月22日縲鰀1月14日
  4. Access Grid(マルチキャスト遠隔会議システム)の接続実験:4月14日
  5. 北京師範大学との接続実験:10月15日
  6. ハイビジョン伝送システムの配信実験:12月17日
  7. 自動字幕提示システム配信実験:12月17日
  8. 自動字幕提示システムの開発
  9. 簡易型多地点遠隔会議システムの開発
  10. ハイビジョン伝送システムの開発
  11. 現代GP・コンテンツ作成支援:SFSUとのミーティング(12月、2月)
プロジェクト3 : 国際会議及び遠隔シンポジウム・セミナーの開催
プロジェクトディレクター : 清原孟 アメリカ研究所 所長

国際会議の開催、会議のインターネットによるストリーミング配信、遠隔セッション企画を行う。また、BusinessとITに関する最先端の話題をとりあげたシンポジウム・セミナーをアメリカ研究所・法政大学・諸外国の他機関をインターネットで結び実施した。

  1. 国際会議:RO-MAN2004のストリーミング配信 : 9月20日縲鰀22日
  2. 国際会議:IWACOMのストリーミング配信 : 11月3日
  3. 国際シンポジウム : Vision and Strategies on IT Industry and e-Learning のストリーミング配信 : 6月25日
  4. Faculty Development Seminar : 12月21日、1月22日(ハイビジョン伝送)
  5. バイオベンチャー創業ストーリー : 3月19日(ハイビジョン伝送)
プロジェクト4 : プレMBAプログラム実施
プログラムディレクター : 柳沼寿 経営学部教授

アメリカ研究所からリアルタイムで講義の配信を行い、配信した授業内容のデジタルコンテンツ作成・蓄積をIT研究センターと共同で実施した。

  1. 配信科目 (5科目)
    1. Marketing Management : 5月7日縲鰀7月3日
    2. Business and Society : 7月10日縲鰀9月11日
    3. Managerial Accounting : 9月25日縲鰀10月30日
    4. Financial Decisions and Markets : 11月6日縲鰀1月22日
    5. Organization and Markets : 1月29日縲鰀3月26日
  2. CSUEBのMBA課程進学者数が10名となった。
プロジェクト5 : K-12バーチャルスクールプログラム
プログラムディレクター : 小林尚登 工学部教授

ITを活用した初等・中等教育プログラムの開発を行う。在米日本人子女に対する質の高い日本語教育の提供、米国と日本の生徒の異文化交流などを企画推進及びそのためのシステム開発を実施した。

  1. 高校生のための英語とIT研修プログラムの実施 : 7月10日縲鰀8月10日
  2. Mills高等学校生徒とのミーティング : 1月22日
  3. ビデオメールシステムの開発
プロジェクト6 : IT援用語学教育システムの開発
プログラムディレクター : 清原孟 アメリカ研究所所長

ITを援用した語学教育システムの開発を行う。特に英語に日常的に接する環境をサイバースペースに構築し日本人が不得意とする英語によるコミュニケーション能力を飛躍的に高める方法を開発するため、「語学教育プログラム企画」を試行した。

7. イベント等

  1. PLU主催国際シンポジウムへの参加 (2005年1月12日縲鰀14日 シアトルにて 清成総長参加)
  2. 大阪大学アメリカ事務所開設記念シンポジウムへの参加
  3. 白井担当常務理事の訪問 (8月23日縲鰀28日)
  4. 法政大学サンフランシスコ支部同窓会開催
  5. 首都圏父母懇談会 : 10月17日にて遠隔配信を実施した。
  1. Managerial Accounting
    2007.04.21/06.02
  2. Financial Decisions
    2007.06.09/07.28
  3. Organization and Management
    2007.08.04/09.22