イタリア-日本「建築&デザイン2010」

イタリア-日本「建築&デザイン2010」2010.01.16

主催:イタリア大使館、イタリア文化会館
共催:法政大学デザイン工学部、法政大学情報技術(IT)研究センター
後援:日本建築家協

日常のなかの逸品

イタリアデザインが他の国々のそれと異なり、そのためにこれほど有名であるのはなぜかと訊ねられたら、私はきっとこう断言するだろう。その特殊性は、なによりも、洗練された構成要素による特徴から生じ、それがこのイタリアデザインを独自のものにしているのだと。この独自性は、ルネサンス人文主義に発する創造という特別な発想に根ざしたデザイン の手法で作られたものを通して、日常生活(居住、行動、仕事、娯楽)の問題に解決策を提供して快適にする。

イタリアデザインの起源、すなわち産業革命を経験しなかった国のそれは、ルネサンス期イタリアの宮廷で家具、調度品、器具等の意匠や制作に偉大な芸術家が携わることになった点に、見い出されるべきである。それゆえに、現代のデザインは、内在する問題の解決ではなく、むしろ、「極めて特別な状況」に起源を持つ革新的なプロダクトが「触発する」新た な姿勢や方法という主題の提示として見なされる。ここから、「L’eccezionale quotidiano日常のなかの逸品」という言葉は、つまりは日常生活に必要なものをデザインし作り出す手段の比類なさなのである。

ジュゼッペ・キジョッティ

セミナー

期日 2010年1月22日(金)
会場 法政大学 九段校舎3階 遠隔講義室2(法政HPキャンパスマップ18)
時間 14:00~17:15(セミナー、90分+90分)
定員 70名(先着順)
参加費 無料
講師 ジュゼッペ・キジョッティ(ミラノ工科大学)
プログラム 映画、建築、ファッションの流れに触れ、イタリアデザインの変遷について概観する。
テーマ
  • ルネサンスの偉大な芸術家による作品や、装飾美術(メディチ家が庇護育成した手工芸からブルボン王宮まで)におけるイタリアデザインの起源
  • 真のデザインの方法に近づいた、二十世紀両大戦間の装飾美術における実験的なモダニズム(アール・ヌーヴォーからモダニズム運動まで
  • 優越性の神話を象徴する「英雄的な次元」としての輸送機関のデザイン(アルファ・ロメオ、イソッタ・フラスキーニ、フェッラーリ、フィアットの自動車デザイン、および大西洋横断船レックス号)
  • 生活に関するデザインプロジェクト(ジオ・ポンティからエットレ・ソットサスまで)
申込方法 所属・氏名・連絡先を記載の上、E-mailにて下記までお申し込み下さい
問合せ先 法政大学情報技術(IT)研究センター
TEL:03-3264-9935  FAX:03-3264-9287
E-mail :こちらのリンクよりお問い合わせください。

デザイン・ワークショップ(第一日目)

期日 2010年1月23日(土)~24日(日)
会場 法政大学市谷田町校舎1階SDスタジオルーム(法政HPキャンパスマップ10)
時間 14:00~17:15(セミナー、90分+90分)10:00~18:00)
定員 40名(先着順)
参加費 無料
講師 ジュゼッペ・キジョッティ(ミラノ工科大学准教授)佐藤康三(法政大学教授)
永瀬克己(法政大学教授)ルイジ・カンパナーレ(建築家)淡野哲(アーティスト)
プログラム ワークショップ第一日目は、「キジョッティのデザインプロジェクトはどのように生まれたのか」を具体的に語る講演(90分)で始まる。この後、実践的なワークショップが始まり、学生たちがテーマ「現代デザインのための伝統の再生」に取り組む。
テーマ
  • 日本の伝統的な日用品を、「極めて特別な」新たな日用品のデザインのモデルとする
  • 日本の伝統的な素材を、新たなもの・フォルム・活用のデザインの基盤とする。
申込方法 所属・氏名・連絡先を記載の上、E-mailにて下記までお申し込み下さい
問合せ先 法政大学情報技術(IT)研究センター
TEL:03-3264-9935  FAX:03-3264-9287
E-mail :こちらのリンクよりお問い合わせください。

デザイン・ワークショップ(第二日目)

プログラム 前日のワークショップの作業が引き続き行われ、全ての学生を一定のアイデアとみなされるレベルまで導くようにする。 学生は、グループごとにA3サイズで少なくとも二つの課題を提出する。続いて、教員を交えて全体のディスカッションが 行われ、教員はすべての作業課題に評価を与える。 終了時に、最優秀のデザインプロジェクトが選ばれ、それを展開したグループは、今後も自主的にこの作業を続けて、見 本市「ミラノ・フオーリ・サローネMilano Fuori Salone」の期間中、ミラノのANTEPRIMAのショールームで展示できるよう に、そのデザインの課題を実際に制作する。 *デザインワークに必要なものは各自ご持参ください。ワークショップではPCは使用しません。

「建築&デザイン2010」プロジェクト プレゼンテーション

期日 2010年1月26日(火)
会場 イタリア文化会館アニェッリホール
時間 18:00~19:45 レセプション20:00~
お問合せ・予約 イタリア文化会館 Tel.03-3264-6011
E-mail :eventi.iictokyo@esteri.it
第一部 「建築とデザイン2010」についてのプレゼンテーション
主催 イタリア大使館、イタリア文化会館
出席者 ヴィンチェンツォ・ペトローネ(駐日イタリア大使)、 ウンベルト・ドナーティ(イタリア文化会館館長)、 ジュゼッペ・キジョッティ(ミラノ工科大学准教授)、 フランシスコ・プラーティ(建築家、LMPアーキテクツ)、陣内秀信(法政大学教授)
第二部 講演会
講演者 ジュゼッペ・キジョッティ
テーマ イタリアデザインの世界は、日本で常に多くの関心を集めてきた。
かなり以前からイタリア人デザイナーによるプロダクトは重要になっており、イタリア企業系列の日本法人が誕生したが、これにはアルフレックスやカッシーナが挙げられる。
多くの日本人デザイナーが活動の場をイタリアに求め、中には細江勲夫や高浜和秀のようにイタリアを拠点にして活動する者がいる。
また、カッシーナの喜多俊之によるWingチェアのように、日本人デザイナーが注目されるプロダクトデザインを手掛けており、さらには蓮池槇朗のように自らの会社(MH社)を設立する者もいる。
デザイナーの盛んな動きは止まることがなく、現在、深澤直人、吉岡徳仁他がイタリアの企業で仕事をしている。まさに、こうした現象をもたらした理由が問われるべきである。
第三部 クラブイタリアンデザイントキョウ パネルディスカッション
コーディネーター 陣内秀信(法政大学教授)
パネラー ジュゼッペ・キジョッティ(ミラノ工科大学准教授)、桐山登士樹(デザインプロデューサー)林コウ(建築家、 イタリアンシェフ)、ルイジ・カンパナーレ(建築家)、小林尚登(法政大学教授)、佐藤康三(法政大学教授)
問合せ先 法政大学情報技術(IT)研究センター
TEL:03-3264-9935  FAX:03-3264-9287
E-mail :こちらのリンクよりお問い合わせください。
  1. Managerial Accounting
    2007.04.21/06.02
  2. Financial Decisions
    2007.06.09/07.28
  3. Organization and Management
    2007.08.04/09.22